製造業で「活かせる資格」ベスト5!

資格取得は収入UPの近道。

資格取得は収入UPの近道。

 製造業で従事されている方で高収入を得るためにはやはり「資格取得」は重要な要素の1つです。今回は、そんな製造業に就業されている方で実際に収入面に直結している資格を5つご紹介したいと思います。この資格を取得しているだけで収入UPは勿論、転職活動にも優位になってきます。中には未経験でも取得できる資格も御座いますので是非とも1度、資格取得を目指してみて下さい。

〇 製造業で「活かされる資格」ベスト5

特に製造業で重宝される資格は下記の5つと言われています。

 ・衛生管理者    ・安全管理者

 ・電気工事士    ・溶接

 ・フォークリフト運転免許

〇「衛生管理者」とは? 平均年収490.7万円(全国)

 職場において労働者の健康障害を防止するため、常時50人以上の労働者を使用する事業者は、その事業場専属の衛生管理者を選任しなければなりません。ただし、2人以上の衛生管理者を選任する場合で、衛生管理者の中に労働衛生コンサルタントがいるときは、労働衛生コンサルタントのうち一人については専属でなくても差し支えありません。選任すべき人数は事業場の労働者数に応じて決められています。また、誰でも良いわけでなく、衛生管理者に選任されるためには業種に応じた資格が必要です。

■ 事業場労働者数と衛生管理者の選任数

50人以上~200人以下 1人以上

200人超~500人以下 2人以上

500人超~1,000人以下 3人以上

1,000人超~2,000人以下 4人以上

2,000人超~3,000人以下 5人以上

3,000人超 6人以上

資格取得の難易度   ★★★★☆   合格率63%

〇「安全管理者」とは? 平均年収480.3万円(全国)

 常時50 人以上の労働者を使用する事業場ごとに、安全管理者の資格を有する者(※2)から選任しなければなりません。安全管理者は事業場に専属の者から選任しなければなりませんが、 2 人以上の安全管理者を選任する場合で、安全管理者のなかに労働安全コンサルタントが選任されている場合には、労働安全コンサルタントのうちの1人については専属でなくても差し支えありません。また、業種の区分に応じた事業場規模(※1)では、安全管理者のうち少なくとも一人を専任の安全管理者とすることが必要です。

安全管理者として選任できるのは以下の(1)~(5)のいずれかに該当する者で、厚生労働大臣が定める研修(安全管理者選任時研修)を修了した者になります。

(1)学校教育法による大学、高等専門学校における理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後2年以上産業安全の実務に従事した経験を有するもの

(2)学校教育法による高等学校、中等教育学校において理科系統の正規の学科を修めて卒業した者で、その後4年以上産業安全の実務に従事した経験を有するもの

(3)学校教育法による大学、高等専門学校における理科系統の課程以外の正規の課程を修めて卒業した者で、その後4年以上産業安全の実務に従事した経験を有するもの

(4)学校教育法による高等学校、中等教育学校において理科系統の学科以外の正規の学科を修めて卒業した者で、その後6年以上産業安全の実務に従事した経験を有するもの

(5)7年以上産業安全の実務に従事した経験を有するもの

(6)その他(職業訓練課程修了者関係)

安全管理者になるためのもうひとつの方法は、「公益財団法人安全衛生技術試験協会」が開催している労働安全コンサルタント試験に合格する方法です。この試験を受けるには、受験資格を満たしてないといけません。

労働安全コンサルタントの難易度 ★★★☆☆   合格率45%

〇「電気工事士」とは? 平均年収506.8万円(全国)

 「電気工事士」とは、電気設備の工事や取扱いの際に必要な国家資格のことです。電気工事の欠陥による災害を防止するために電気工事士法により定められている資格で、電気工事に携わる方にとっての代表的な資格となります。第一種電気工事士と第二種電気工事士の主な違いは以下の4つです。

工事できる作業範囲

資格試験の難易度

資格の有効期限

待遇面

                         第一種電気工事士   第二種電気工事士

一般用電気工作物(600V以下)             〇           〇

自家用電気工作物(600V以上かつ最大電力500kW未満)    〇                               ×

第二種電気工事士は一般住宅や小規模施設の電気工事しか行えませんので、工場の場合、第一種電気工事士の資格が必要のなります。第一種電気工事士の資格ですと工場以外にも病院やモールなど大規模商業施設での作業にも対応可能です。

第二種電気工事士の資格難易度 ★★★☆☆   学科試験 59%  実技試験 70%

第一種電気工事士の資格難易度 ★★★★☆ 学科試験 51%  実技試験 64%

〇「溶接の資格」とは? 平均年収448万円(全国)

溶接の資格は溶接方法や溶接する材料によって異なり、作業に必要な国家資格のほか、民間資格、指導者や管理者向けの資格があります。

 ・アーク溶接作業者      ・PC工法溶接技能者

 ・ガス溶接技能者       ・ボイラー溶接士

 ・ガス溶接作業主任者     ・溶接管理技術者

 ・アルミニウム溶接技能者   ・溶接作業指導者

特にこの中で初心者向けの資格として、「アーク溶接作業者」と「ガス溶接技能者」があります。


資格の名称 アーク溶接作業者(アーク溶接等の業務に係る特別教育)
溶接方法 アーク溶接
取得難易度 簡単
受験資格 なし
取得・講習受講費用   1.2万円~2万8,000円程度

アーク溶接の資格難易度 ★☆☆☆☆  合格率 97%

資格の名称 ガス溶接技能者(ガス溶接技能講習 
溶接方法 ガス溶接
取得難易度 簡単
受験資格 なし
取得・講習受講費用   1万3,000円~3万円程度

ガス溶接の資格難易度 ★☆☆☆☆  合格率 96%


〇フォークリフト運転免許 平均年収384.4万円(全国)

 フォークリフトを運転するには、最大荷重が1トン以上のフォークリフトと1トン未満のフォークリフトでは取得の方法が異なります。1t未満のフォークリフトは「特別教育」、1t以上のフォークリフトは「運転技能講習」が必要です。ここでは、取得方法と講習内容について説明していきます。

 最大荷重  必要な講習   講習の実施機関
 1t未満 特別教育 各事業者または各都道府県労働局の登録教習機関 
 1t以上 運転技能講習 各都道府県労働局の登録教習機関

また普通自動車運転免許をお持ちの方ですと一部の学科が免除となります。

・所持免許は何もなし(35時間)
・自動車免許あるいは大特免許所持者(31時間)
・特別教育受講者かつ6ヵ月以上の運転経験者(15時間)
・大特免許所持者かつ特別教育受講者で3ヵ月以上の運転経験者(11時間)

フォークリフト運転免許の資格難易度 ★☆☆☆☆  合格率 98%以上


中には1取得すると更新も無く恒久的に資格として保有できるものもあります。ですが、どの資格も実務経験が伴って初めて価値あるものとなります。もし資格を活かして転職をして実務経験を積みたいならグローバルスタイルで勤務してみては如何でしょうか。

※平均年収は【JOBTAG】より参照。ホームページ | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)) (mhlw.go.jp)

 

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