部下が辞めていく・・・そんな上司の方へ
◇こんな人にお勧めの内容◇
・異動してきた部下が1年を経たずに退職していく
・最近、新卒社員の元気がない
・中途採用の方が試用期間で辞めていく
こんな悩みを持っている上司の方に、是非読んで頂きたい記事になっています。
部下が辞めていく職場に必要な「心理的安全性」
新人や、部下が辞めていく理由は何でしょうか。
転職理由の上位には、人間関係が上がってきます。
職場の環境や、同僚、先輩とうまくいかなかったという声もある中で、
特に、「上司が合わなかった」という声は多いです。
先輩や同僚は一定の距離感を保ちつつ接することも可能ですが、
上司となると必然的に接する時間が長くなりますし、
部下は上司の仕事のやり方に従うしかありません。
部下と良好な関係を築くためには、まず「心理的安全性」を意識してみましょう。
「心理的安全性(psychological safety)」とは、
組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。
これは組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、
「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義しています。
心理的安全性が低い状況とは・・・
例えば職場の上司や上位役職者の方が高圧的でいつも重苦しい雰囲気を出すため会議の場などで思ったことを提案できなかったり、
否定されるのはないかという心理的な圧迫を感じてしまう状況のことを指します。
世代によっては、自分の世代は上司に否定されるのは当たり前だったという方もいるかもしれませんが、
終身雇用制度が崩壊した今、職場環境や人間関係に不満が出てくると容易に転職してしまいます。
「心理的安全性」が保たれていない場合、また新たに人を雇い入れたとしても、
同じ理由で辞めてしまうでしょう。
逆に『心理的安全性』が高い状況とは・・・
否定される、非難されることの無く受け止めてもらえるという『安心感』があるため
質問やアイデアが活発的に行われ、率直に発言することができ前向きな意見交換ができる状況となります。
会社としての目的は、生産性を上げて利益を出すことです。
社員が気持ちよく働ける環境を作るのも、上司の仕事だと思います。
「承認欲求」と「心理的安全性」を意識してみましょう
人は誰でも『認められたい』『承認されたい』という承認欲求があります。
※マズローの5段階欲求
この『承認欲求』が満たされればその組織に属していたいという帰属意識が生まれてきます。
これが『愛社精神』であったり『チームワーク』というモノに強い結びつきをもっていると考えられています。
Googleでは「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」との研究結果を発表したことで強い関心が持たれ、
心理的安全性を高めることで個人や組織の効果的な学習や革新につながると期待されています。
あなたの職場でもこの『心理的安全性』を意識してみませんか!?
きっと『承認の世界』が待っているはずです。
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